2020年6月30日火曜日

ブレイン・ゲーム

2020年6月、映画『ブレイン・ゲーム』をDVDにて初観賞。2015年公開のスリラー映画。主演はアンソニー・ホプキンス。 
連続殺人犯を追っていたFBI捜査官が、捜査に行き詰まり、予知能力を持つ、アンソニー・ホプキンス扮する元同僚ジョン・クランシーに助けを求め、協力して犯人を追跡するものの、その凶悪犯は、実は、クランシーよりもより高い能力を備えていた。そんなお話。 
全体を通してアンソニー・ホプキンスの演技には魅せられたが、スリラー映画としては、『羊たちの沈黙』や『ハンニバル』よりも退屈だった。その2作品でレスター博士を演じていたホプキンスが、本作ではFBI 捜査官を演じていたのはなんだか皮肉だなと思いつつ、その演技には全く違和感が無かったので、流石だなとも思った。そして、特殊な能力を持っているという点が『アトランティスのこころ』のテッド役と同じなので、その3作品を好きな私にとっては、少し感慨深い作品であった。 
FBI 女性捜査官を演じたアビー・コーニッシュは、前述の2作品でクラリスを演じていたジョディ・フォスターやジュリアン・ムーアには僅かに及ばないが、良い演技をしていたと思う。 
また、コリン・ファレルが出演していると聞いていたので、冒頭から出ているFBI捜査官を彼だと思い、知らない間に老けたなぁと感じていたのだが、後半からコリン・ファレル本人が出てきて、違う役者さんだった事に気付いた。洋画ファンのつもりなのだが、未だに白人俳優は時折見分けがつかない。 

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