2020年6月14日日曜日

ブルース・ブラザーズ

2020年6月、『ブルース・ブラザーズ』をTOHOシネマズ錦糸町にて観覧。1980年公開作のリバイバル上映。子供の頃、TVで初観賞。面白かった記憶があったので、大人になって安価だった中古DVDを購入。これまでにそれで何度か観ているが、劇場観覧は初めて。最高に楽しかった。
古き良きアメリカのドタバタコメディ・ミュージカル作品。歌およびBGMが本当に素晴らしくて、最後まで飽きる事無く楽しめた。
ブルース兄弟が、かつて育ててくれた孤児院が税金の支払いに困っている事を知り、その孤児院を助ける為に、昔彼らが組んでいたバンドを再結成してその税金分を稼ごうと奮闘する物語。
兄のジェイク・ブルースを演じたずんぐりむっくりのジョン・ベルーシが、何故か毎回カッコよく見える。彼独特の動きや仕草が洒落ていて、小気味良い。そして、無駄口を叩かず、どんな目に遭っても徒に慌てず、いざという時もギリギリまでクールを装っている様が本当に可笑しかった。特に、最後の方で、中々目的階に到着しないエレベーターの中で弟のエルウッドと一緒に黙って突っ立っている姿が、可笑しくてしょうがなかった。
ダン・エイクロイドが演じたエルウッドは、歌やダンスが上手くて、ジェイクの良い相棒。兄弟愛が微笑ましい。そのエルウッドが口説いていた女の子を演じていたのがツィギー。ブルース兄弟が警察に追われているシーンの最中に、彼女が待ちぼうけを食らっているカットが挿入されているが、そのタイミングが絶妙でオシャレだ。キャリー・フィッシャーも出演。『スター・ウォーズ』のレイア姫役でスターになったばかりの頃で、イカレた女を好演していた。
共演者がとにかく豪華な事でも有名な映画。私自身は、ジェームス・ブラウンとアレサ・フランクリン、そして、レイ・チャールズしか分からなかったが、他のミュージシャン・役者も相当な大物らしい。公開当時の時代の雰囲気が感じられる超娯楽大作だ。

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