2020年6月25日木曜日

M:I/ゴースト・プロトコル

2020年6月、『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』をDVDにて初観賞。CIAの極秘諜報部隊IMFのエージェント、イーサン・ハントとその仲間達が活躍する、スパイ・アクション映画シリーズの第4作。2011年公開。
前作は、フィリップ・シーモア・ホフマンの好演もあり、かなり面白かったが、本作はその面白さを超えてきた。そして、2年前に劇場観覧した第6作と、その記憶は少し薄れつつあるが、同じくらい面白く感じた。
まず、イーサン・ハントの仲間、ダンとブラントの二人が、時折、軽妙なやり取りでシリアスになりがちな雰囲気を和ませてくれていたので、楽しく視聴出来た。ダン役のサイモン・ペッグは前作も出演していたが、本作では出演時間も長く、元々英国のコメディアンなだけあって、そのコミカルな演技が、常にシリアスなハントの気分をも和ませているようだった。ブラント役のジェレミー・レナーも、ミュージシャンでもあるからなのか、真面目な顔をしていてもどこか飄々としていて、彼等が劣勢な時も、全く暗い気分にさせてくれなかった。
ハント役のトム・クルーズは、今回も素晴らしいアクションを披露していた。また、前作から5年経ったせいか、さらに良い感じに大人びていて、若干風格も出てきた。公開時49歳。もう若さ故の野心に満ちた顔はしなくてもいい年だと思う。
そして、ハントの仲間のエキゾチックな美女を演じたポーラ・パットン。レベッカ・ファーガソンの妖艶さにはギリ敵わないが、それでも、女の色気を感じる素晴らしい演技だった。
最後に、髭を剃ったヴィング・レイムスが、強面と愛嬌が共存する良い笑顔を見せていて、何だか嬉しくなった。

0 件のコメント:

コメントを投稿