『ミッション・インポッシブル2』。スパイ・アクション映画。
CIAの極秘諜報部隊IMFのエージェント、イーサン・ハントとその仲間たちの活躍が描かれている。今回は人工的に開発された殺人ウィルスを巡る攻防戦。現実世界でコロナウィルスに翻弄される日々を送っているので、若干複雑な気分になった。面白さは前作と同じくらいに感じたが、よりスタイリッシュになった気もした。
主演のトム・クルーズは、前回より良い感じの好青年になっていたが、それほど好きにはなれなかった。良い俳優さんだとは思う。アクションも半端無かった。特にバイクで疾走するシーンは絵になっていた。
アンソニー・ホプキンスも出演。前作のジョン・ボイド並みの活躍を期待したが、出演は2シーンだけ。少し残念だったが、彼のシーンが増えるとトム・クルーズが食われてしまう可能性があるので、あれで良かったとも思う。このシリーズでは、トム・クルーズの輝きを陰らしてはいけない。
ハントの仲間としてお馴染みのルーサー役のヴィング・レイムスが口髭を生やしていた。生理的に口髭は好きにはなれない。『スティング』のポール・ニューマンや、『パルプ・フィクション』と『アイリッシュマン』でのハーヴェイ・カイテルは、二人ともとても好きな俳優さんではあるが、あの風貌だけは好きになれない。こんな個人的過ぎる嗜好を言いだしたらキリがないが、チャールズ・ブロンソンのような髭が似合う男だったらケチはつけない。
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