2020年4月26日日曜日

天空の城ラピュタ

2020年4月、『天空の城ラピュタ』をTVにて観賞。1986年公開の宮崎駿監督作。劇場観覧はしていないが、既に数回観ている。2019年1月に『ルパン三世 カリオストロの城』をキネマ旬報シアターで観覧して以降、この映画か『風の谷のナウシカ』もいつかどこかで上映頂けないかなと期待している。 
10数年前の初観賞時は、子供の頃観ていたので思い入れが有り、登場人物に類似性が有るTVアニメ『未来少年コナン』とどうしても比べてしまい、斜に構えて観ていたので、まあまあの印象だった。その後、宮崎アニメファンは、ナウシカ派かラピュタ派に分かれるという話を聞き、『ナウシカ』は好きな作品で名作なので、それと対峙する作品なら再観賞する価値があるだろうと思い、『コナン』と比べないようにして再び観てみたところ、結構面白かった。その後も何回か観ているお気に入りの映画。 
亡き父が撮影に成功した天空の城ラピュタの存在を信じている少年パズーと、そのラピュタの王の末裔の少女シータの冒険譚。 
シータが上空から舞い降りてくるシーンは映画『機動戦士ガンダム ユニコーン エピソード1』でミネバ・ザビがスペースコロニー内の上空から舞い降りてくるシーンを思い出させる。あれがガンダムのスタッフ達の宮崎駿へのオマージュだったら、アニメ好きとしては嬉しい。そんなシータは普通に可愛いが、やはり『未来少年コナン』のラナほど好きにはなれない。ラナは、私のアニメキャラの初恋の人だから仕方のない事だが。 
パズーは、コナンほど強くはないが、好感を持てる男の子。シータを純粋に好きで何とか助けようとする姿が微笑ましい。そして、肉欲の無い男の子の女の子への想いは美しい。 
そんなパズーを鍛え上げようとするドーラおばあちゃんが、豪快で痛快で愉快だ。 

0 件のコメント:

コメントを投稿