2020年4月17日金曜日

マイル22

2019年1月、『マイル22』をMovix亀有にて観覧。主人公のタフさに圧倒された。 
2020年4月、DVDにて再観賞。映画館と比べると臨場感が落ちるが割と楽しめた。 
本格的なアクション映画。諸々の事情で、アジアの小国内のアメリカ大使館からある男を空港まで護衛する事になったCIA工作員チームと、その男を始末しようとする追手との壮絶な戦いが描かれている。最後のどんでん返しは、全く予測出来なかった。シリアス過ぎるので心身ともに準備が必要な映画。 
主演はマーク・ウォールバーグ。『ザ・シューター』の狙撃手役よりタフでニヒルな凄腕CIA工作員役。男を護衛するチームのリーダーを演じている。強い意志と不屈の精神を持つタフガイ。任務を遂行する事しか頭にないような、かといって、感情が全く無いわけでもなく、悩んでいる時間がもったいないと言いたげに即決断する男。自分の中に明確な答えがあるという点では、『グリーンブック』のイタリア人トニーに通じるものがある。
普段、ついつい余計な事を考えて、単純な事を複雑にしてしまいがちな私にとっては、彼らの単純明快な思考や言動には憧れすら抱く。私も、優柔不断で直ぐにくよくよしてしまいがちな自分とは早くおさらばして、彼らのように、即決即実行、そして、目の前の事に集中出来る人間になりたい。人生は短い。もう悩んでいる暇なんかない。こういう風に色々考えさせてくれた94分であった。

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