2020年4月3日金曜日

ショーン・コネリーの007

2020年3月、『007』シリーズの第1作から第5作をTV観賞した。劇場公開は1962年から1967年。さすがに古いがスタイリッシュで洒落ていた。
ジェームズ・ボンドはショーン・コネリー。32歳から37歳まで。若くて痩せててカッコいい。そして、節操も無く美女とセックスしまくっている。性病とか大丈夫なのだろうか。恐らく免疫力が異常に高い設定なのだろう。第7作『ダイヤモンドは永遠に』でボンド役に復帰した時は41歳。数分だけ観たが、さすがに少し老けていた。その後、長い間、カッコいいハゲ男として日本の禿げたオッサン達の心の拠り所となる。私は、髪が薄くなったので数年前から丸坊主にしているが、彼のカッコよさには遠く及ばない。
ボンド・ガールに関しては、第2作のダニエラ・ビンキが一番綺麗だと思う。もちろん、第5作の浜美枝も負けてはいないが。
アクションに関しては、最近の映画と比べたら見劣りする。当然だ。50年以上前の作品。だが、後のアクション映画に多大な影響を与えたのは間違いない。
『007』シリーズの劇場観覧は1度も無い。DVD観賞も『ネバー・セイ・ネバー・アゲイン』だけ。ボンド・ガールがキム・ベイシンガーだったので視聴した。当然のように彼女のセクシーさしか印象に残っていない。ロジャー・ムーアのジェームズ・ボンドはTV放映で何度か観たが、ハンサムであまり運動神経が良くなさそうだった事以外は、あまり記憶に残っていない。その他の『007』は全く観ていないが、最新作が2020年11月に公開予定と聞いて、それまでに全作品を観ようと思い本シリーズを視聴し始めた。
英会話学校で出会ったイギリス人教師に『007』をどう思っているか授業中に尋ねたところ、彼は "legacy" と言っていた。我々日本人は、『男はつらいよ』シリーズを何と表現すればいいのだろう。顰蹙を買うかもしれないが、車寅次郎とジェームズ・ボンドでは圧倒的にボンドの方が好きだ。

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