2020年4月14日火曜日

思い出のマーニー

2020年4月、アニメ映画『思い出のマーニー』をTVにて初観賞した。2014年公開。スタジオジブリ製作だが、監督は宮崎駿ではなく米林宏昌。原作は、イギリスの作家、ジョーン・G・ロビンソンが1967年に発表した同名の児童文学作品。 
幼い頃から里親に育てられた少女、杏奈は、ある時から周りの人間に対して心を閉ざす。その後、喘息を患った為、里親の頼子の親戚が住む浜辺の村でひと夏を過ごす事になり、そこで、異国の少女マーニーと出会い、そして、それを機に少しずつ変わっていく。そんな杏奈の心の動きが全編に渡って細やかに描かれている。 
観始めは全く感情移入出来なかったが、終盤から面白くなり、最後は結構感動した。途中で観るのを止めるのはもったいないと思う。鑑賞後も、よく理解出来なかったシーンを思い返したりして楽しめる、そして、再鑑賞時にはまた別の感動があるような気がする、良い作品。 
安奈は12歳。一番中途半端で面倒臭い年頃だと思う。私が11歳だった時、ある時から急にクラスの女子がやたらと声を掛けてくるようになった。モテ始めたのかもと有頂天になったが、数週間後、クラスで一番綺麗だった女の子に、また顔が赤くなってる、面白いと笑われ、実はモテていたのではなく、女の子に声をかけられると赤面してしまうのを笑われているだけだと悟り、一時期、同じクラスの女子達が嫌いになった。赤面症は徐々に収まったが、今でも10代前半の女の子を見ると、早く成長しろ、とか思う。 

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