2020年4月11日土曜日

ザ・シューター/極大射程

2020年4月、『ザ・シューター/極大射程』をTVにて初観賞。2007年公開のアクション・スリラー映画。シリアスで結構面白かった。 
元アメリカ軍人の凄腕狙撃手が引退後に政府関係者から仕事を依頼されるが、実は、それは彼を暗殺犯に仕立てる罠であった。彼は、その罠から何とか逃げ延び、その後、反撃に出る。そんなお話。 
シリアスだが、ケネディ大統領暗殺のパロディのようだった。マーク・ウォールバーグ主演。彼を初めて観たのは2000年公開の『裏切り者』。今やスーパースターのホアキン・フェニックスやシャーリーズ・セロンとの共演作。物静かだが芯の強い若者を好演していた。2003年公開の『ミニミニ大作戦』でシャーリーズ・セロンと再共演。邦題がダサいが結構面白かった。彼は、ぼんやり見るとマット・デイモン似。マークは元不良でマットはハーバード大学に通っていたから皮肉な話。そのマットとは2006年公開の『ディパーテッド』で共演。作品も彼等の演技もあまり印象に残っていない。最近では、彼は2019年公開の『マイル22』でCIAの非情な凄腕工作員を熱演していた。本作も、非情でストイックな役柄。デンゼル・ワシントンと共演した2013年公開の『2ガンズ』では陽気でおしゃべりな捜査官役だったが、彼は、本作のような寡黙で凄腕の狙撃手が本当によく似合う。 

0 件のコメント:

コメントを投稿