2020年3月18日水曜日

ジョン・F・ドノヴァンの死と生

2020年3月、Movix亀有にて『ジョン・F・ドノヴァンの死と生』を観覧した。

よく分からなかった。もちろん、主人公のドノヴァンの苦悩は理解出来た。ああいう人気俳優は現実にもいるだろうし。ただ、何が言いたいのか分からなかった。それほど驚きも無い普通のドラマに感じた。でも、決して退屈ではなかった。123分の映画だったが、終わった時、あれ、もう終わりと思ってしまったくらいだ。そして、音楽と映像は美しかった。 
LGBTの方々に関しては、正直に言うと少し苦手だが、映画やテレビ等を通して間接的に観るのは全然平気である。さらに正直に言うと、苦手というよりも怖いのかもしれない。親友にはなれないが、しつこく付きまとわれない限り、話し相手くらいは出来ると思う。毛嫌いしている方々も、宗教的な理由がある方々は別として、未知な事への恐怖から拒否反応を起こしているだけではないだろうか。同性婚とかも認めてあげればいいと思う。人は人、自分は自分。 
映画をあまり観ていなかった時期が十数年あるので、久しぶりに観た未だ健在のスーザン・サランドン、キャシー・ベイツ、ナタリー・ポートマンが、良い感じで歳を重ねていたのは嬉しい限り。綺麗な若手女優がいなくても、物足り無さは全く感じなかった。 
繊細な主人公を演じたキット・ハリントンはその難役を見事にこなしていた。子役のジェイコブ・トレンブレイも素晴らしかった。

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