2020年3月23日月曜日

アメリカン・アニマルズ

2019年6月、角川シネマ有楽町にて『アメリカン・アニマルズ』を観覧した。米国の大学生が実際に起こした間抜けな事件の話という前知識から喜劇を想定していたが、意外にシリアスだったので少し疲れた。 
2020年3月、DVDにて観賞。多少シリアスな作品であることは分かっていたので、体調を整えて臨んだせいか、前回よりも楽しめた。 
感動はそこそこ。色々考えさせられた作品。付き合う人間は選ばないと、とか、自分をしっかり持たないと、とか、いざという時にビビるな、とか、半端はダメ、とか。全て当たり前の事。でも、出来ないから狂いが生じる。 
実際に事件を起こした元大学生もインタビューを受ける形で出演している。結構斬新な構成。 
クライマックスでスロー・モーションになるところで、大した事件でもないのに大げさだなぁ、と思い笑ってしまった。ドラマチックにしたかったのか、皮肉で笑える感じにしたかったのか。私は後者だと思った。 
格好つけたがる若者は、気持ちは分かるが、本当にダサい。歳を重ねて少しずつ気付く事。それに気付かけずに老いる方々もいらっしゃる。それはそれで幸せな人生なのかもしれない。個人的には、そういう人種とはあまり関わりたくないが。 

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