2020年3月13日金曜日

スキャンダル #2

2020年3月、Movix亀有にて『スキャンダル』を再観覧。とても面白い作品だし情報量も多かったので、DVD化を待てずに再観賞。 
前回同様、シャーリーズ・セロンニコール・キッドマンに魅せられた。彼女たちの顔に特殊メイクを施したカズ・ヒロは、あと2人の裏方の女性たちとともに、2020年のアカデミー賞にてメイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞している。 
シャーリーズ・セロンは、特殊メイクを施されていても、相変わらず綺麗だった。心や人間性、そして、知性といった彼女の内面が素晴らしいのだろう。本当に美しくて、終始魅せられた。彼女が出演している作品の中のお気に入りの3本は、『サイダーハウス・ルール』、『モンスター』、そして、『スタンドアップ』。綺麗な女、惨めな女、カッコいい女のいずれも高い水準で演じ切れる偉大な女優さん。アクション映画にも出演している。『ミニミニ大作戦』も好きな作品。2020年5月29日に公開予定の『ワイルド・スピード』最新作にも出演予定。今から楽しみだ。 
ニコール・キッドマンも魅力的だった。かつては綺麗なだけの女優さんと思っていて、表現力豊かなメグ・ライアンと比べると、お高くとまっている感じが好きではなかった。でも、本作でのグレッチェン・カールソン役の演技は素晴らしかった。彼女も、シャーリーズ・セロン同様、美人の役ばかり演じるのは嫌だったのではないだろうか。今回は、カールソンさんも魅力的だとは思うが、超美人役ではないので、これまでよりもリラックスして演技をより楽しんでいる風に感じた。綺麗なだけで退屈な若い女の子よりも、優雅で面白みのある婦人の方に断然惹きつけられる。 
2大女優がとても魅力的だったので、若いマーゴット・ロビーにはあまり惹かれなかった。これは私の年齢の所為もあるだろう。でも、ハーレイ・クインを演じる彼女の次回作は、今から楽しみである。 

0 件のコメント:

コメントを投稿