2020年3月26日木曜日

ライ麦畑の反逆児

2019年2月、新宿シネマカリテにて『ライ麦畑の反逆児/ひとりぼっちのサリンジャー』を観覧した。主演俳優に見覚えがあり、気になって観覧後に調べてみたら、『アバウト・ア・ボーイ』で生意気なマーカスを演じたあの子役が成長した姿であった。光陰矢の如し。 
2020年3月、DVDにて再観賞。 
ケネス・スラウェンスキーが2012年に上梓した評伝『サリンジャー 生涯91年の真実』が原作で、いつか読もうと思っている小説『ライ麦畑でつかまえて』の作家サリンジャーの半生を描いている。地味だが、全編に程良い緊張感が漂っている良い作品。『アバウト・ア・ボーイ』で小生意気な子供を演じていたニコラス・ホルトが青年になり、サリンジャーの苦悩を見事に演じている。ケビン・スペイシーも出ていたが、あのスキャンダルが頭にチラついて普通に観れなかった。ま、身から出た鯖。 
数年後また観たい作品。『ライ麦畑でつかまえて』もそれまでに読んでおきたい。 

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