2020年5月17日日曜日

ボヘミアン・ラプソディ #1

2018年12月、『ボヘミアン・ラプソディ』を Movix 亀有にて初観賞。感涙。その後4回劇場観覧した。5回目のユナイテッド・シネマ テラスモール松戸においては Screen X で観覧。観る度に毎回泣いた、テレビ画面ではなく劇場でまた観たい、生涯で一番感動した映画。ロックバンド クイーンのヴォーカリスト、フレディ・マーキュリーと彼の仲間達の物語。音楽に加え、友情、栄光、裏切り、そして様々な形の愛が詰まっている。 
クイーンのファンではなかったが、ヴォーカルのフレディがゲイでエイズに罹って早逝した事くらいは知っていたので、物語の展開は想定内だった。素晴らしかったのは、音楽。クイーンの名曲をふんだんに使っているので、映画としては邪道かもしれないと思っていた時期も確かにあったが、毎回泣かされるうちにそんな事はどうでもよくなった。映画は面白ければそれでいい。 
また、エルトン・ジョンの半生を描いた映画『ロケットマン』を観覧した後、『ボヘミアン・ラプソディ』に凄く感動した理由が分かった気がした。それはバンドの物語だったからだ。ソロ・アーティストでは生み出せない、バンドでしか醸し出せない雰囲気に魅せられたのだろう。 
バンドエイドでの演奏シーンでは毎回泣いた。そして、その中の「ハンマー・トゥ・フォール」という曲を聴く度に、日本のロックバンド、ザ・ブルーハーツのナンバー「ハンマー(48憶のブルース)」を思い出した。それぞれのギタリスト、ブライアン・メイと真島昌利が作詞・作曲している。前者は1984年に発表されたクイーンのアルバム『ザ・ワークス』に収録されていて、マーシーの曲は1987年発表。若き日のマーシーのクイーンに対するオマージュだったとしたら嬉しい。ザ・ブルーハーツは私が一番好きな日本のロックバンド。クイーンが彼等に影響を与えていたとしたら、私と『ボヘミアン・ラプソディ』の出会いは運命だったのかもしれない。

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