2019年に劇場観覧した映画の主演男優の中で、その演技に深く感銘を受けたのは、今回のアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス、『永遠の門』においてゴッホが憑依したかのような演技が凄まじかったウィレム・デフォー、そして、『ロケットマン』でエルトン・ジョンを熱演したタロン・エガートンのお三方。
ウィレム・デフォーは前回のアカデミー賞でノミネートされていたが、タロン・エガートンが今回ノミネートすらされていなかったのは、残念だった。『アイリッシュマン』のロバート・デ・ニーロすらノミネートされていなかったから、ノミネートされた俳優達がそれだけ素晴らしかったということだろう。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』のレオナルド・ディカプリオがノミネートされていたのは、観ていただけに腑に落ちなかったが。加えて、『フォードvsフェラーリ』のマット・デイモンとクリスチャン・ベールがノミネートすらされていなかったのも解せない。
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