2020年1月29日水曜日

フォードvsフェラーリ #1

2020年1月、フォードvsフェラーリをMovix亀有にて観覧。ペーパードライバーなので分からない言葉が多かったが、十分楽しめた。車好きにはタマらないだろう。かなり感動した。
板挟み状態に苦しみつつ、それでもレースに勝つ為に奮闘するシェルビー約のマット・デイモンの演技には心を打たれた。クリスチャン・ベールも好演していたとは思うが、自分に正直に生きている彼のマイルズ役は、フォードの重役達と対峙しつつマイルズを宥めるという難しい状況にあるシェルビー役ほど難しくはなかったのではないかと思う。
一番印象に残っているのは、レース後にクリスチャン・ベール演じるケン・マイルズとフェラーリの会長がお互いに離れた場所から目で挨拶を交わす場面。お互いの生き様を認め合ったかのような雰囲気が漂っていて、シビれた。自分の主義を貫き通す男たちは、カッコいい。背広姿のオジサン達の中で一番イカしてたのもフェラーリの会長だった。
一番胸が熱くなったのは、マイルズがレース中に出された指示に従うかどうか逡巡し、最終的に決断する場面。涙がこぼれそうになった。
称賛したいのはマット・デイモン。でも、結局、深く心に残ったのはクリスチャン・ベールの演技のようだ。

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