2020年7月27日月曜日

レイニーデイ・イン・ニューヨーク #2

2020年7月、『レイニーデイ・イン・ニューヨーク』をMovix亀有にて再観覧。前回、とても感銘を受けたので、もう一回だけ映画館で観ておきたかったが故の再観賞。ウディ・アレン脚本・監督作。日本公開は2020年。アメリカ公開は諸々の事情で未定。 
若い美男美女のカップル、ギャツビーとアシュレーに起きた、雨模様のニューヨークでの出来事が描かれている。 
アシュレーを演じたエル・ファニングが、再観賞でも、やはりスゴく可愛らしかった。『マレフィセント』での凛とした佇まいのお姫様役も悪くはなかったが、本作の女子大生役で、笑ったりはしゃいだりする様は眩しくもあった。少し軽薄な部分が垣間見える女の子だったが、21歳ならこんなもんだよなとも思えた。裕福な家庭で育ったという点以外は、普通の女子大生の役を見事に演じていた。 
ギャツビーを演じたティモシー・シャラメもまた、再観賞でも、そんなエル・ファニングに引けを取らない美男子ぶりだった。オジサンなので、イケメンにはあまり興味はないのだが、古くは木村拓哉、現在だと吉沢亮と同様に、男から見ても認めざるを得ないハンサム。中途半端な美男子ならケチをつけられるのだが、シャラメは、容姿が端麗なだけでなく演技も非常に上手い。妬んでもしょうがない、圧倒的に素晴らしい青年だ。 
ギャツビーの元カノの妹を演じたセレーナ・ゴメスも魅力的だったが、やはり、この作品はシャラメとファニングの魅力に尽きると思う。勿論、それは、ある程度はアレンの素晴らしい演出と脚本のおかげだとも思う。 
因みに、出演していたジュード・ロウを、ずっとホアキン・フェニックスだと思っていた。そして、ジュード・ロウだと気付いた時も、そんな事どうでもいいや、と思った。それほど主演の若い二人の俳優に存在感があった。 
そんな二人が最後に馬車に乗るシーンは、同じくアレン作品の『マンハッタン』で、アレンと25歳年下の彼女が馬車に乗るシーンを思い出した。アレンが監督・主演していた作品では、アレンの役は、彼の風貌にも関わらず、女性にモテモテであることが多く、若干不自然にも見えていたが、本作のシャラメは適役だと思った。

0 件のコメント:

コメントを投稿