2020年8月10日月曜日

アイ・フィール・プリティ!

201812月、『アイ・フィール・プリティ!人生最高のハプニング』をMovix亀有で初観賞。2018年公開のコメディ映画。

外見にコンプレックスを持った女、レネーの奮闘記。

初観賞時は感動した。そして、この作品きっかけで、『エイス・グレード』、『マレフィセント2』、『アナ雪2』、『グレタ』、『ティーンスピリット』、『ハスラーズ』、『スキャンダル』、『ジュディ』、『ハーレイ・クイン』、『ストーリー・オブ・マイライフ』といった女性が主役の映画を好んで観覧し続けた。

そして、2020年8月、DVDにて1年9カ月ぶりに本作を再観賞したが、初回ほどの感動はなかった。それは、それまでに新たに観てきた魅力的なヒロインたちと本作のレネーを比較してしまっていた所為だと思う。

改めて観たレネーは、その女性らしいぽっちゃり体型が愛らしく見え、デブには感じなかった。劇中では、やたらと痩せた女性と並べさせられて、太めであることを印象付けられていたが、実際には、綺麗な顔立ちと共に、巷の男性の間では美人で通る容姿だと思う。だから、彼女が容姿にコンプレックスを持っている設定に若干現実味が無い。余計なお世話かもしれないが、本当にコンプレックスを持っていそうな、かつ、演技の上手い女優で本作をドラマ映画に仕上げていたら、気の持ちようで人生はどうにでもなる、というメッセージをより鮮明に表現出来たのではないかと思う。

テーマが良いだけに、コメディエンヌのエイミー・シューマーの為の映画になっている感が少し残念だ。

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