『リング』。日本のホラー。中田秀夫監督作。主演は松嶋菜々子。真田広之出演。
子供の頃からビビり症なのでホラーは苦手だった。ただ怖がっているだけのくせに、楽しくもない怖いだけの映画を観る理由が無い、と周りには言っていた。また、そのグロさも苦手だった。だが、そのグロさへの苦手意識は『カメラを止めるな!』が解消してくれた。よく考えれば当たり前の話なのだが、グロい映像は作り物である、ということを具体的に知れて、それ以降は割とグロさにも耐えられるようになった。そして、暑さのせいもあり、今夏はホラー映画を徐々に観始めた。
四半世紀以上も前の本作を初観賞。ホラー好きの友人には、いろんな作品に影響を与えているヒット作なので、公開時はとても怖かったけど、今だったら既視感もあったりして古臭く感じるかも、と言われていたが、案の定、数回ビビらされただけでそれほど怖くは無かった。公開された当時は誰もが怖いと言っていたので、こんなものか、と拍子抜けした。
あの有名なシーンは、恐れおののく真田広之を観ながら、まるでコントだな、と思った。
リアルには感じられない想像上の霊にそれほど怖さは無い。効果音や恐ろし気な映像に一時的にビビッてしまうだけだ。
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