2024年8月23日金曜日

リング(1998)

『リング』。日本のホラー。中田秀夫監督作。主演は松嶋菜々子。真田広之出演。

子供の頃からビビり症なのでホラーは苦手だった。ただ怖がっているだけのくせに、楽しくもない怖いだけの映画を観る理由が無い、と周りには言っていた。また、そのグロさも苦手だった。だが、そのグロさへの苦手意識は『カメラを止めるな!』が解消してくれた。よく考えれば当たり前の話なのだが、グロい映像は作り物である、ということを具体的に知れて、それ以降は割とグロさにも耐えられるようになった。そして、暑さのせいもあり、今夏はホラー映画を徐々に観始めた。

四半世紀以上も前の本作を初観賞。ホラー好きの友人には、いろんな作品に影響を与えているヒット作なので、公開時はとても怖かったけど、今だったら既視感もあったりして古臭く感じるかも、と言われていたが、案の定、数回ビビらされただけでそれほど怖くは無かった。公開された当時は誰もが怖いと言っていたので、こんなものか、と拍子抜けした。

あの有名なシーンは、恐れおののく真田広之を観ながら、まるでコントだな、と思った。

リアルには感じられない想像上の霊にそれほど怖さは無い。効果音や恐ろし気な映像に一時的にビビッてしまうだけだ。


2024年8月21日水曜日

へレディタリー(2018)

『ヘレディタリー/継承』。アメリカのホラー。アリ・アスター監督作。トニ・コレット主演。

ホラーの傑作と聞いていたので期待していたが、数回ビビらされるも、概ね薄気味が悪かっただけの印象。唐突に始まった儀式には苦笑いしてしまった。そして、『来る』でも感じたが、ホラーの登場人物は大勢だと怖さは半減すると感じた。

一番薄気味悪かったのは、精神的に病んでいる主人公の怯えと絶望が入り混じった表情。

アリ・アスターは本作で監督デビュー。2作目『ミッドサマー』は、フローレンス・ピュー見たさに観たが、本作同様、概ね薄気味悪いだけでさほど怖くも無く好きにもなれなかった。彼と私は相性が悪いようだ。

2024年8月20日火曜日

あの頃。(2021)

『あの頃。』。日本のドラマ映画。今泉力哉監督作。松阪桃李主演。

アイドルファンの青年たちの青春が描かれている。

アイドルは嫌いではないが、本作の主人公たちほど好きでもない。それにしても変な奴らだった。観賞後、実話を基にして撮影されたと知った時は、にわかには信じられなかった。作品もそれほど好きになれず。

あややは好きではなかったが、引退式の石川梨華は綺麗だった。懐かしかった。それだけが救いだった。

2024年8月19日月曜日

デッドプール&ウィルヴァリン(2024)

 『デッドプール&ウィルヴァリン』。アメリカのスーパーヒーロー映画。ショーン・レヴィ監督作。

デッドポールは可笑しかったが、ウィルヴァリンは『ローガン』で終わりで良かったと思う。X-MENやアベンジャーズに詳しくないのでよく分からない話が多くて白けてしまった。それに、マルチバースを管理する機関があるなんて漫画すぎる。20世紀FOXとディズニーの間の確執にも興味が無い。愚痴っぽい感想が多めの観賞となった。

2024年8月18日日曜日

来る(2018)

『来る』。ホラー映画。中島哲也監督作。

途中まで、ビビり症の私には少し怖くて、これは一種のファンタジーだ、と必死に自分に言い聞かせていた。明るい部屋での観賞だったが、途中でトイレに行くのが怖くなった。しかし、スケールの大きな話になってきてからはお祭りのような感じがして徐々に怖くなくなってきた。それでも、霊と霊能者たちの超能力対決のおどろおどろしさには気分が悪くなった。

主演は岡田准一らしいが、明るいクズを演じた妻夫木聡と凛とした松たか子が印象に残った。

2024年8月17日土曜日

デッドプール(2016)

『デッドプール』。アメリカのスーパーヒーロー映画。ティム・ミラー監督作。

グロい場面多めだが、テンポがよくてセリフも面白い。スーパーヒーロー物とは距離を置き始めていたが、一番好きになれそうなヒーローにたまたま出会えた。良い子ちゃんは嫌いだし悪すぎるのもすきではない。デッドプールぐらいがちょうどいい。

主演のライアン・レイノルズはあまり好きではなかったが、デッドプールを演じる彼は好きだ。デヴィッド・リーチ監督作の続編も面白かった。

2024年8月16日金曜日

仄暗い水の底から(2002)

『仄暗い水の底から』。日本のホラー。中田秀夫監督作。黒木瞳主演。

幽霊は別次元に存在していて足が無い、と思っていた。だから、本作で現世に存在している物を直接触ったりできる女の子の幽霊には違和感を覚えた。その事をホラー好きの同僚に話すと、映画の霊は念力やらテレパシーやらが使えて最強なんだ、と言っていた。そう考えれば、本作とスティーブン・キングの『IT』の超常現象も理解できる。ホラーは陰気なファンタジーなんだな。

最も怖かったのは、黒木瞳の驚きおののいた表情。誰かに隣であんな顔をされたらマジでビビる。

2024年8月15日木曜日

ローガン(2017)

 『LOGAN/ローガン』。アメリカのスーパーヒーロー映画。ジェームズ・マンゴールド監督作。主演はヒュー・ジャックマン。

ウルヴァリンを初めて観たのは『X-メン』。当時大好きだった『ボヘミアン・ラプソディ』の監督がその作品も監督していたと知り観賞するも、両拳から長い刃物が6本も出てくる彼の漫画すぎる設定に幻滅した。だが、公開されたシリーズ最新作の『デッドプール&ウルヴァリン』が好評であると知りそれを観たくなった。そして、その準備のためにまず『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』を観るも好きになれず、そのため、本作『ローガン』の面白さ次第で最新作を観るかどうか決めることにした。

面白かった。若い頃から不死身で科学者たちによってさらに強化され、その代償で体がボロボロになっていったローガンの生き様が哀しい。

2024年8月13日火曜日

一度死んでみた(2020)

 『一度死んでみた』。日本のコメディ映画。浜崎慎治監督作。

おとなしめな若い同僚がアグレッシブ烈子みたいにデスメタルを好きだと知り、彼女との話の種にと思って主人公がデスメタルバンドのヴォーカリストである本作を観賞。だが、コメディなのに堤真一と吉沢亮も出ていたのに面白くなかった。肝心の彼女との会話も盛り上がらず。ただ、主演の広瀬すずは可愛らしかった。彼女のハイキックも最高だった。

2024年8月12日月曜日

マラヴィータ(2013)

 『マラヴィータ』。コメディ映画。言語は英語のフランス作品。リュック・ベッソン監督作。

FBIの証人保護プログラムが適用された家族とそれを護衛するFBI捜査官とその裏切り者を血眼になって探すマフィアたちの物語。

その家族の4人がそれぞれ強すぎて可笑しい。雑魚が一人もいない最強の家族だ。その父でマフィアを裏切った男を演じているのがロバート・デ・ニーロ。数々の犯罪者を演じてきたのでそのならず者役が本当に様になっていた。対照的に、正義の味方のような役を多くこなしてきたトミー・リー・ジョーンズはそのFBI捜査官役がよく似合っていた。その2人の共演が面白い。そして、そんな二人がフランスの小さな街で『グッドフェローズ』を観ている場面が可笑しかった。そのクライム映画の監督マーティン・スコセッシの顔がちらちら頭に浮かび、本作の監督がリュック・ベッソンだったことを忘れてしまいそうだった。遊び心満載の作品だ。