2021年6月9日水曜日

リーサル・ウェポン

先月、『リーサル・ウェポン』をTV画面にて初観賞。1987年公開のアクション映画。メル・ギブソンとダニー・グローヴァーがW主演。

メル・ギブソン主演の『マッド・マックス』シリーズがあまり好きではないので彼の出演作品はあまり観てこなかったのだが、本作の前に観た『身代金』が割と面白かったり、『エクスペンダブルズ3』に出ていた彼の存在感に魅せられたりした為、その後、人気の高い『リーサル・ウェポン』シリーズに興味が湧いた。そして、本作は予想以上に面白かった。

型破りなダーティ・ハリーことハリー・キャラハン刑事、ベトナム帰りのランボー、そして、『スカーフェイス』で小柄なアル・パチーノが体現した狂気を連想させる、愉快でタフだが、過去の悲しい出来事に囚われて自暴自棄になっているリッグス刑事を、メル・ギブソンが好演。リッグスの相棒の先輩刑事マータフを演じているのはダニー・グローヴァー。彼を初めて見たのは『ザ・シューター/極大射程』。その時は、シドニー・ポワチエみたいだなと思ったくらいでそれほど印象に残らなかったが、本作ではマータフ刑事役を好演している。その二人の刑事のバディ物。

本作でリッグスとマータフが立ち向かうのはある麻薬密売組織。二人は、助け合いながら、ボロボロになりながら、最後まで諦めずに犯人たちを追い詰めていく。

二人の掛け合いやコンビネーション、アクションが最後まで痛快な娯楽作品。

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