2023年1月11日水曜日

スパイダーマン2

『スパイダーマン2』

スーパーヒーロー映画。2002年公開。サム・ライミ監督作。トビー・マグワイア主演。『スパイダーマン』の続編。劇場観覧は無いが、テレビ画面で何度か観ている。

高校生の時に特殊な蜘蛛に刺されて超人的な肉体を手に入れたピーター・パーカーが、大学生になってもスーパーヒーロー、スパイダーマンとして悪者と闘うお話。

想いを寄せるメリー・ジェーンとの関係とスパイダーマンとしての活動のどちらを優先すべきか悩み始めた時、超人的な能力を失ってしまうピーター。一青年としての生活を優先する事に一度は決めるも、アンおばさんからヒーローの在るべき姿を教えられて、スパイダーマンとして活動する覚悟を新たにする。「自分の望む事に集中する」とつぶやいてビルの屋上から飛び降りる際に超人的な身体能力が蘇った事を悟って「戻った!」と叫ぶ姿にカタルシスを感じる。そして、「大いなる力」なんか無いが、私も常に目の前のやるべき事から逃げない人間でありたいと思う。

前作ではあまり綺麗には見えなかったメリー・ジェーン役のキルスティン・ダンスト。本作では、前作からたった2年しか経っていないのに、かなり魅力的に感じる。本作の初観賞時は、ダンストを観ながら、『ドント・ウォーリー』で途中からものすごく可愛くなったルーニー・マーラを思い出していた。ルーニーは、その映画で共演したホアキン・フェニックスと撮影中に交際を始めたと言われていて、その後、彼と結婚して男児を出産。その子がリバーと名付けられたと知った時は、他人事ながら、幸せになってほしい家族だなと思った。トビー・マグワイアとキルスティン・ダンストはと言えば、1作目の撮影時は交際していたらしいが、実は、本作の撮影時には既に別れていたらしい。キルスティンがより綺麗に見えるのは、トビーに恋していたからではなく、単に大人の女性として魅力的になり始めただけだったようだ。そして、彼女は3作目でもより魅力的になっている。私には本当に女性を見る目が無い。

ピーターとハリーの友情。ピーターとMJの恋の行方。3人のドラマも観応えがあるアクション映画の良作。

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