2021年1月27日水曜日

バック・トゥ・ザ・フューチャー3部作

2020年秋、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』3部作をTVにて初観賞。タイムトラベル物はあまり好きではない為、ずっと観る気になれなかったのだが、同じくタイムトラベル物で、当時公開されたばかりの『TENET テネット』がとても面白そうで観覧したくもなり、同時に、タイムトラベルつながりで『BTTF』にもようやく興味が湧き、『テネット』の予習も兼ねて観ることにした。

高校生のマーティが、かなり年上で科学者でもある、彼の親友ドクが発明したタイムマシンに乗って、過去や未来に行くお話。マーティ役はマイケル・J・フォックスでドク役はクリストファー・ロイド。名コンビだ。

1作目の公開は1985年。舞台も1985年のアメリカで、マーティがタイムマシンで30年前の1955年に行ってしまい、そこで、まだ結婚前の若い彼の父や母ロレインに出会ってしまう。このロレイン役のリー・トンプソンがとても愛らしい。気になった場面は、マーティがステージでチャック・ベリーの「ジョニー・B・グッド」を演奏していた時、それを観ていたバンドメンバーがチャック・ベリーらしき人物に電話を通じてそれを聴かせていたシーン。今だったら、白人至上主義と騒がれることだろう。

2作目の公開は1989年。1985年から2015年にタイムトラベル。2015年以前に観るべきだった物語。ファックスと分厚いテレビに笑ってしまった。また、複雑すぎる時系列を理解するのを早々にあきらめてしまい、この調子ではその数日後に観覧するつもりだった『テネット』は絶対に理解できないだろうと思った。

3作目は1990年公開。前作の後半で戻った1955年から1855年にタイムトラベル。小柄なマーティが、マカロニウエスタンのスター俳優でもあった、長身のクリント・イーストウッドの名を騙っていた事に笑ってしまった。

3作ともマイケル・J・フォックスの魅力満載で、彼のファンではなかったが、彼の人気の秘密が分かった気がした。

0 件のコメント:

コメントを投稿