2024年10月20日日曜日

映画『あんのこと』(2024年)

『あんのこと』。日本のドラマ映画。入江悠監督作。主演は河合優実。

下衆な父母の数だけ不幸な児童がいる。親の洗脳から解放されるのに時間がかかる素直すぎる子が特に哀しい。そんな彼らに下心を持つ大人が善人面して近づいてくる。醜悪で残酷な世界だ。そんな悲惨な現実が描かれた本作は観てて辛かった。救いは儚げな主役の河合優実が時折見せた笑顔。

薬物常習者は自殺をしないらしい。快楽地獄だな。

稲垣吾郎の役はチャンスを待っているまだ売れていない役者でよかったのでは。

ラストを思うと『市子』以上の悲劇だ。実話だとは信じ難い。

2024年10月17日木曜日

映画『イコライザー2』(2018年)

アメリカのアクション・ドラマ。アントワーン・フークア監督作。主演はデンゼル・ワシントン。

元情報機関の凄腕工作員であるマッコールが、前作とは違って、タクシー運転手をしながら悪党達を始末するお話。

任務を忠実に遂行して殺人を重ねてきた情報機関の工作員の倫理観が壊れる様が哀しい。だが、正義を貫き続けるのもしんどい事なのだろう。 それでも、マッコールは正義を貫き通し続けて、不良グループに引き込まれそうになっていた、個人的に親しくなった青年をも救い出す。

前作同様、ビル・プルマンが出演。いい年なのに相変わらず人の良さそうな笑顔を見せていた。そして、デンゼルの戦闘時の動きもまた相変わらず鋭い。

2024年10月8日火曜日

映画『ポテチ』(2012年)

日本のドラマ映画。中村義洋監督作。原作は伊坂幸太郎。

木村文乃だけでなく松岡茉優まで出演しているのでずっと気になっていて、観てみた。木村文乃はこの頃からお綺麗だ。

大森南朋が演じていた男のサイコパスぶりが可笑しかった。

12年前の作品。少し古く感じた。

主演の濱田岳はチャーミングだが、印象薄め。

2024年10月4日金曜日

映画『イコライザー』(2014年)

アメリカのアクション・スリラー。アントワーン・フークア監督作。デンゼル・ワシントン主演。クロエ・グレース・モレッツ出演。

アメリカの情報機関の凄腕エージェントだった過去を持つマッコールが、彼の行きつけの飲食店で出会った若い娼婦アリーナの不遇を悲しみ、彼女の為に悪党達と戦う物語。

マッコール役のデンゼル・ワシントンは公開時59歳。歳を考えると、体の切れが驚異的だ。存在感も半端無い。殺し屋としても完璧だった。ジョン・ウィックよりも好きだ。そして、アリーナ役のクロエ・グレース・モレッツが可愛らしすぎて演技も素晴らしかった。

アクション映画だけど割とシリアス。

2024年10月2日水曜日

映画『ぼくのお日さま』(2024年)

日本のドラマ映画。奥山大史監督作。主演は越山敬達。池松壮亮出演。

フィギュアスケートの稽古中に何かがひっかかって浮かない表情を見せていた少女さくら。生意気さの全く無い純真で愛らしい吃音症の少年タクヤとアイスダンスをするようになり自然と笑顔がこぼれ出してコーチとも打ち解け始めるが、ある事実を知る。

違和感から嫌悪感。嫉妬。誤解。

哀しすぎるお話。意味のあり過ぎる何気ないキャッチボールに心がえぐられた。

カンヌ映画祭ってこういうお話が好きだねえ、とも思った。

2024年9月20日金曜日

映画『インサイド・マン』(2006年)

アメリカのクライム・サスペンス。スパイク・リー監督作。主演はデンゼル・ワシントン。

初めて観た時は難しく感じて理解できなかった。だが、再観賞の今回は楽しめた。面白かった。また、ジョディ・フォスターおばちゃんになったな、と前回は感じたが、2回目は、まだ綺麗じゃん、と思った。

観る時の年齢で作品の見方も変わる。

2024年9月19日木曜日

映画『虎狼の血』(2018年)

日本の犯罪映画。白石和彌監督作。原作は柚月裕子の同名小説。主演は役所広司と松坂桃李。

暴力団物は好きではないが、刑事が主役なので観てみた。しかし、もろヤクザ映画だった。警察と暴力団は今も上ではつながっているのだろうか。

豚の糞を食わせるやくざたちの蛮行には肝が冷えた。この映画の原作が女性であることにも驚いた。そして、物語の真実が間抜けすぎた。

役所広司さんの存在感が素晴らしい。今や人気俳優の中村倫也さんのちんけなチンピラぶりも面白い。

2024年9月17日火曜日

映画『ハート・ロッカー』(2008年)

アメリカの戦争映画。キャスリン・ビグロー監督作。主演はジェレミー・レナ―。

イラク戦争中のアメリカ軍危険物処理班の活躍が描かれている。

緊迫感あふれる映像に終始魅せられたが、それ以外は普通の戦争映画に思えた。だから、観賞後、アカデミー賞を6部門受賞していることに驚いた。戦争の当事者だったアメリカ人には心に響いたということか。しかし、さらに驚いたのは、監督が女性だった事。あの男臭い世界をよくぞ描けたと感心した。

男勝りの女性はいる。弱弱しい男もいる。監督が男でなければいけないというのはない。

2024年9月14日土曜日

映画『シライサン』(2020年)

日本のホラー。安達寛高監督作。

割と好きな飯豊まりえ主演ということで観てみた。彼女は可愛らしかった。しかし、陰惨な姿の幽霊に何度かビビったが、それだけだった。そして、怖い話って面白がって聴くべきではない、と感じた。

映像の中の霊は、誰かの想像物なので、一時的にビビるだけでそこまで怖くは無い。呪いや祟りの話は、多少は信じているが、薄気味悪いし、好きではないし、考えたくもない。しっかり睡眠を取って脳を休ませれば幻覚を見ることも無いはずだ。

2024年9月13日金曜日

映画『人生の特等席』(2012年)

アメリカのドラマ映画。ロバート・ロレンツ監督作。主演はクリント・イーストウッド。

野球愛と父娘愛に満ち溢れた物語。

イーストウッドの頑固爺ぶりが面白くてその娘を演じたエイミー・アダムスもまたチャーミングでなかなかのドラマだったが、パソコンのデータだけを見て選手を実際に見ないスカウトとか本当にいるのかとか思ったりした。最後の展開も出来すぎに感じた。映画だからあれでいいのかもしれないが、私は好きになれなかった。クリントが監督だったらとすら思ってしまった。

序盤でスコット・イーストウッドが父のクリントと喋りながら現れた時は少し笑ってしまった。仲が良い親子だ。